オンラインで課題を収集
ーーーえひめ西条つながり基金の設立に向けて、当事者の声をどのように拾っていきましたか?
僕らがやっていた課題調査に関しては、NPOの方を呼んできて、毎回テーマを何かしら決めて、今回は「障害と共に生きる」をテーマに話したり、次は難病、その次は子ども、外国人とテーマを決めて、開催していました。
「まずは知ることからはじめよう 身近な課題を考えるまちづくりジブンゴト勉強会」という名称で、ちょうど当時コロナ禍真っ只中だったのでオンラインで開催し、ワークショップ的に課題を聞いていきました。
ーーーオンラインで課題を聞くのは難しそうですね。
その都度、相手の興味関心のある分野の話を聞いてました。「どんなことで困っているんですか」と、 その人や地域の関心のあるところを引き出していました。
安形真(あがたまこと)
公益財団法人えひめ西条つながり基金
公益財団法人えひめ西条つながり基金理事。2018年3月より愛媛県西条市に移住。地域おこし協力隊として、西条市「ローカルベンチャー誘致・育成事業」における起業型地域おこし協力隊の取りまとめと全体のプロジェクトマネジメントを担う。2019年8月に一般社団法人リズカーレを設立。起業・移住支援、コワーキングスペース運営、イベント企画・運営など事業多数。