ーーー寄付集めの際などキーワードはどんなものでしたか?
どちらかというとコンテンツベースなところはあるので、NPO高知市民会議というブランドを使いながら、その中で寄付が集まりそうな、かつ、高知県で課題になっているところが良いと思うので、コロナや不登校、子ども食堂あたりを意識していました。
ーーー実行していくにあたっての仲間づくりみたいなことも意識されたりもしてました?
助成先を確保するのはすごく大事だなとは思っていたので、助成団体になりうる団体にはヒアリングしたり、ちょっと話聞かせてくださいみたいな形で、コロナ関連は11団体と、子ども食堂で17団体、もろもろあわせると40〜50ぐらいの団体にヒアリングしました。
ーーーどんなチームで動きました?
事務局で素案を出して、理事、外部メンバーでまとめて運営委員会にかけました。運営委員会は理事会と事務局の中間的な位置で、基金の立ち上げと取りやめの承認の機関となります。「しっかりと承認して進めるための枠組みが必要」、ということでこのようなスキームで進めています。
インタビュー/石本貴之
NPO高知市民会議
https://shiminkaigi.org/
田畑勇太(たばたゆうた)
NPO高知市民会議
こうちコミュニティファンド(仮称)マネージャー。愛知県出身。大学入学を機に高知へ移住。